翼のついた車 [ママシュー日記]
キーはバックに入れたままで、ボタンひとつでエンジンがかかる時代なんですね(^-^;。
ドアは取っ手を触るだけで開閉したり、
ハンドルに手を添えてるだけで後は車がほぼ自動で運転してくれたり、
「おお~っ」「ほ~ぉ」「すご~い」の連続。
知らないうちに、車はすっかりハイテク!
家電のごとく、きっと半分も機能を使いこなせないだろうなと思った次第。
あまりに出来ることが多すぎて、一時間の説明が終わる頃には、
最初に教えてもらったドアの開け方さえ、どうするんだっけ・・・と慌てる始末(^-^;。
ご縁なのか、前の車を購入した時に新人だったディーラーさんと偶然再会し、
今回2度目の購入となり、お祝いの花をいただきました。
前の車がピカピカだった頃、シュートは幼稚園生。
用事で延長保育をお願いする日は、車をすっ飛ばしてお迎えに行っていました。
母の姿を見たシュートの嬉しそうな顔。
「シューちゃんを早くお迎えに行きたかったから、車から翼出して飛んできたんだよ。」
「えーっ、この車、翼が出るの? カッコいい。見たい!」
「残念だな~。シューちゃんを乗せてる時は安全運転だから、翼は出せないんだよ~」
そんな思い出すとキュンとなるような時代から月日は流れ、
母を、遅刻しそうな時にお抱え運転手のように扱う大学生になりました。
・・・この話、彼は「覚えてる。本気で信じてた」と言ってました(^-^;。
シュートが親になる頃には、翼のついた車が、本当に出現してるかもしれない。
我が家の トイ・ストーリー2010 [ママシュー日記]
前作から11年、少年アンディは17歳になった。
大学進学の為に故郷を出ようとしていて、
おもちゃ達の処分の時期がきていた。
日本なら、小学校卒業時がそのときかな?
だからシュートと一緒にこの映画を見たかったのだ。
前作で楽しんだウッディやバズ達の大活躍よりも、
あんなにおもちゃを愛していた少年が、どういう別れ方をするのか、
それが知りたくて、
アンディをシュートに重ねるように見た。
古いおもちゃを選別して捨てるようにせかす母親・・・・あぁ、これはワタシだわね。
そしてアンディが最後にした選択は。
ラストあたりに鼻水ジュルジュルの母、
横に座るシュートが、『ママ~、泣くなよぉ~』と小声でささやく。
(こんなことが、なんだか嬉しい♪)
少年アンディは、前作では恐ろしいガキだったのに、
優しい青年になってくれていた。
切ない涙から、温かい涙に変わる、いい映画でした。
あとたったの4年で、シュートも17歳。
願わくば、アンディのような子になってくれることを望む・・・。
早く処分しろと廊下に出していた段ボール箱。
もう少し置いておいてもいいかと、
母はまたクローゼットにしまい込む。
お受験終了! [ママシュー日記]
励ましやアドバイス、お気づかい、本当に胸に沁みました。
ありがとうございました。
第一志望校は、残念ながら夢叶わず。
でも納得いくところに決まりました。
結果には、ぐたぐた言わないと決めていたので、
色々な想いは胸に仕舞いこみ、「終わったぁ~」。
お友達の中には、一発でめでたく終了した子もいれば、
不合格の連続で心が折れそうになりながら合格を手にした子も。
ママ友から後日談を涙ながらに聞き、
辛い経験は、絶対に今後の糧になるからね、と心の中で応援エールです。
さて、そんな母達の思いとは裏腹に、子供たちはケロリとして残り少ない小学生活を遊びまくり。
我が家にも、賑やかな声が響くようになりました。
あの~、もう暗くなってきたけど。お母さん心配するよ~。
「僕たち、この1年全く遊んでなかったんで、少し大目に見てやってください。」
あ~、はいはい、
こましゃくれたセリフを言えるようになったのね。
6年後の受験は自分で頑張ってくれ~。
カウントダウン~あと7日 [ママシュー日記]
模試の結果に焦燥、悲観、大逆転への期待、
様々な想いが錯綜してたのですが、
どんな結果で終わろうとも、元気で明るい息子であればそれでよし、
ようやく心から思えるようになりました。
頭の中で、厭になるほど最悪のシュミレーションをしたからか、
目の色が変わった12歳の背を見てるせいか・・・。
傍から見たらクレイジーなお受験ママかも。
「そのぼ~っとした時間が惜しいっ!漢字ひとつでも覚えて。」って追い立ててるし(笑)。
でも、こんなやりとりも、母と子の最後の蜜月といった感じです。
そんな気分の今、よく聞いているのが、
嵐のベストアルバム「ARASHI All the BEST! 1999-2009」。
これ、実はシュートへのサプライズ・クリスマスプレゼント。
2枚組のうち、1枚は聞いたことのある曲ばかりで、元気のよい歌詞に励まされます。
シュート 「嵐ってさぁ~、オバサンで好きな人意外と多いんだよね。」
・・・・そうです、実はママが聴きたかったので買いました。
シュート 「オバサンは、特に桜井翔が好きなんだよね。」
・・・・はいはいはいはい、その通りです。
(今はビミョーな時期なので聞き流すことにする。)
好きな歌は『サクラ咲け』。
♪ サクラ咲け 君の胸の中で 揺れていた小さな蕾よ
♪ 負けないように くじけないように・・・
ガンガンに音量上げて、あと3回になった塾弁を作っています。
ず~っと先に、今の気持ちを思い出す一曲になりそう。
*写真は近所で発見した冬桜、10年住んでるのに初めて
気が付きました。縁起いいわぁ~。
今の気分は・・・ [ママシュー日記]
今の気分は・・・
“受かってくれ~(ぷ)” by ヤマザキパン
キットカット・・・・きっと勝つよ、 トッポ・・・・試験を突破(トッパ)
カール・・・・・・・試験にうか~る、 コアラのマーチ・・・・コアラは“落ちない”
ポッキー・・・・・吉報(キッポー)、
定番の合格縁起フードに、ついつい手が伸びる時期。
昨年までは、スーパーで売ってる「トンカツ合格弁当」を、
商魂たくましいわ~と微笑ましく眺めていたのが、
今年は、なんだか皆が応援してくれてるようで、ジ~ンとしながら売り場を通り過ぎています。
・・・・買ったことないですけど。
ラッキーカラーは黄色 [ママシュー日記]
タイ語で “チャ―”、(お茶)と書いてあります。
紅茶店マリア―ジュフレールの前を通るたびに気になっていて、
このお正月、ようやく購入しました。
中身なし缶のみで2625円なり。
このカリグラフィー缶は、世界11カ国の文字で書かれたバージョンがあり、
それぞれ色も違ってなかなかお洒落。
タイでは各曜日に色があり、自分の生まれた曜日を知ってることは常識、
星占いならぬ、曜日占いも盛んです。
私は、プミポン国王と同じ月曜日生まれで、【黄色】がラッキーカラー。
数年前の国王在位60周年に、多くのタイ国民がお祝いに黄色のシャツを着て、
街が黄色に染まった様子をテレビ等でご覧になった記憶ありませんか?
タイ文字缶に黄色を選んだのは、お店側が知ってか知らずか・・・。
中国は赤、日本は青、フランスは黒だったので、何かイメージがあるのでしょうね。
今年は息子シュートの中学受験で、クリスマスもお正月気分もなしのワタクシ。
とうとう試験日1カ月を切り、ハラハラそわそわ。
新年2日から塾でプレ入試を受ける息子を待つ間に、店の前を通りがかり、
今買わなくていつ買うんだ!という気分になりました。
シュートもラッキーカラーは【黄色】。
母の、わらにもすがる思いですかねぇ。
もう少し、タイ料理の事はお休みして息子のバックアップに専念です。
*ちなみに、月曜(黄)、火曜(ピンク)、水曜昼(緑)、水曜夜(黒)、木曜(オレンジ)、
金曜(青)、土曜(紫)、日曜(赤)
タイの曜日占いは、 タイ王国.COM を覗いてみてください。
ポジティブでいこう! [ママシュー日記]
もちろん、七五三のお参りではありません、
息子シュートを連れて、中学受験の合格祈願に行ってきました。
(初めて行ったので、なんだか感激!)
さっそく絵馬を購入し、お願い事を書き始めるシュート。
境内はちょうど菊まつり、七五三を祝った頃は幼くてかわいかったなぁ~としんみり回想、
・・・ふとシュートの手元に視線を落とすと・・・、あ~~~~っ!、
母 「“絶対”の字が違う。絶体になってるよ~。」
シュート 「しまったぁ~、どうしよう!」 (絶対合格と書くつもりだった)
確かに今は絶体絶命の成績、大丈夫なのだろうか、我が子ながら不安になる。
仕方なく、もう一枚買ってくる。850円なり。
ここでケチる訳にはいきませんから!
さて今度こそと2枚目・・・・。
母 「あ~っ、祈願の「祈」が、「析」になってる~。」
シュート 「ワオ~ッ、ヤバい。俺としたことが~!」
ため息。ほんとうにヤバいわ・・・。
母 「じゃあ、空いてるところにママも一言書いてお願いするね。」
“あきらめず頑張ります、実力を発輝して・・・”
あ~~~っ、揮の字を間違えた~っ。
この子にして、この母あり、です。
最近パソコンばかりで手で書いてないからさ~とオトナの言い訳をする母に、シュートもため息。
それでも、持ち帰ろうとした最初の一枚をシュートがもったいないと誤字を塗りつぶし、
結局二枚掲げてきました。
最期まであきらめない気持ち、大切です!
よーく見ると、山のような絵馬の中に、
「□△大学合格析願」、「×◇大学絶体合格」と書かれたのをいくつか発見しました。
可哀想に、気付くことなく立ち去ったみたい。
小学生レベルの間違いをするようでは、その大学は無理かも。
神様も膨大なお願いをどうするか、“仕分け”作業の最中に違いありませんからね。
母 「2倍もお願いしたから、絶対大丈夫。ここで凡ミスしたということは、
神様が気を付けなさいって教えてくれたのかもよ。
すぐに気付いたってことは大きいわよね!」
あくまでポジティブな親子に、神様も微笑んでくれるに違いありません、
・・・そう思いたい!
サクラ咲くのを待つ、小春日和の一日でございました。
負けないココロに [ママシュー日記]
中学お受験生シュートの、文化祭巡り、入試説明会、そして模試の付き添い。
中学校が会場となる、大手塾の合不合格判定テストは月1回。
(以前ブログに書いたが、母の失態で遠方の学校で受験となる。)
先日は、池袋で受験。
朝8時、母の「落ち着いて頑張れ~!」の小さな掛け声に、シュートは「ふっ」と笑って門に消える。
余裕じゃ~ん。
「本番はすごい緊張感なんだから、今日はわざと緊張して受験する練習ねっ!」
と、行きの電車でうるさい母に、やれやれといった感である。
待機中に、保護者の受験対策説明会が行われる。
いつもはウトウトと船を漕いでいる私だが、今回は講師の話に胸が痛んだ。
近頃は合格発表が即日web上で確認できるので、
夜に結果を知った上で翌日の受験に向かうことになる。
「初日の夜、不合格と知る。翌日、辛い気持で2校目を受ける。
その夜・・・ここも不合格。
皆、布団かぶって泣きます。お子さんの心は、もう折れてます。」
「3日目、受けたくないと朝起きてこないお子さんもいます。
ずるずる~っと負けが続くパターンです。」
「我々講師は “朝校門で待ってるからな、絶対に来いよ”と電話で励ましますが、
そんな状態にお子さんをしたいですか?
ですから、併願校選びは慎重にしてほしいのです!」
会場あちこちから、鼻水をすすりあげる音。(もちろん、ワタクシも。)
布団をかぶって泣く我が子の姿がまぶたに浮かぶ。
まだ12歳だというのに、こんな辛い目に遭わせるなんて、私って。
(・・・・とても万歳がイメージできない今の成績。)
合格を喜ぶ一群から離れたところで地面に顔を伏せて微動だにしない母子の姿が
昨年TVニュースに映し出されていた。そこまでねぇとあの頃は思ったけど。
でも、無事生まれてきてくれてありがとう、の気持ちを忘れていたかも。
後悔なく頑張ればいいじゃない、でも莫大な塾代は~、・・・・と千々に乱れるココロ。
後日送付された結果に、シュートは結構ケロリンだけど、
「心が折れそうなのは私。」と布団をかぶりたい母の心境なのでございます。
◇◇◇
さて、講師から話のネタ本だと紹介された、
林成之著 『脳に悪い7つの習慣』、 『<勝負脳>の鍛え方』を精読中。
もはや脳頼みか?(笑) 勉強だけでなくお仕事にも使えます。
この話はまた後日。
白状は明るくね♪ [ママシュー日記]
今日は学校で80回くらいでたかも。
がんばってすかしっ屁にするんだけど、
一回音付きで出て、それが臭いのなんの。
まわりは“くせ~なぁ誰だ?”って騒ぎ出すし。」
ママ 「そりゃ困ったね~。」(笑いこらえるのに必死)
シュート 「明るく白状するのが一番だから、
“は~い、今の僕で~す♪”と言ったよ。
そうすれば皆は“なんだ~、シュートか”で済むからさ。」
ママ 「あ、それいいね!」
シュート 「でもさ、その後また強烈に臭い音無しが出ちゃって。
皆が鼻をつまんで誰だよ~って言い出して、マズイと思ったらさ、
“シュートはさっきしたばかりだから、ほかのヤツだよな”だって。
助かっちゃった。」
男の子って面白~い!
久々に笑い転げました。
中学お受験に苦しむ6年生です♪
半日遅れの修学旅行 [ママシュー日記]
合流は夕方、宿舎の予定。
それまで観光しようか、と早めに出発。いざ静岡の清水に向かってGO!
途中、富士宮SAで休憩。
名物桜エビのかき揚げも食べてみたいところだが、今日はパス。
修学旅行組は、清水港からフェリーに乗り昼食をとるスケジュール。
そこで、我が家は清水港でお寿司を食べよう、という計画なのだ。
「清水エスパルスドリームプラザ」の“清水すし横丁”は、寿司屋が10軒近く集合しているエリア。
込み合う中、回ってる寿司屋「魚がし」に飛び込んだところ、
ネタが違う~!
お隣さんが食べてる、網の上で熱さに悶える活けアワビの美味しそうなこと。
ここにもあった~、桜エビのかき揚げ。頼んだら、どんぶり大くらい!
お腹が苦しいほど食べて、お値段も大満足。
「ここに来てよかったわぁ~♪」とご機嫌な母。
「・・・僕は、皆とフェリーでお弁当食べたかった。」
(はい、もちろんそうだよね。でも大サービスで大トロ食べさせたじゃない~。)
食後は三保の松原へ。
海岸を散策しながら夕方まで待つつもりだったのに、なんとここで修学旅行組と遭遇してしまった。
止める間もなく車から飛び出し、集合写真を撮ろうとしている皆の中に滑り込むシュート。
「お~っ」と歓声と拍手が上がった。
・・・大事な宝物が手中からこぼれていった感じ。
予定よりちょっと早いけど、ま、いいか。
本当の親離れも、こんな風にあっけないのだろうなと近い将来を想像してしまう。
(も~親バカ!)
三保の海岸で拾った「はちまき石」。
この辺りは白い筋の入った石が沢山転がっている。
目玉を描いて、“がんばる石”にしよう。
羽衣伝説が残る三保の松。
もう寿命で木勢がなく、傍で2世が育ちつつあった。
帰りに、近くの三穂神社で合格お守りを買い求めた。
「効くといいな~」と言いながら代金をお渡しすると、
宮司さんはぐっと両手でお守りをはさんで
「今、念を込めましたから。」
ありがとうございます。
2泊3日後、シュート達はくたくたになって無事帰ってきました。
初日の夜は、やっぱり枕投げしたそうな♪
声を出して泣かないのは切ない・・・ [ママシュー日記]
ちょっと38度に上がった程度でとても元気、
リレンザであっという間に平熱に下がりました。
小学校のクラスではまだ流行してなっかたので、
週末の中学校の学園祭見学、学校説明会、全国模擬テスト、
はたまた塾で・・・?
実はまもなく修学旅行、この流行時期に親はヒヤヒヤ。
「よかった~。ギリギリだったね!」と胸をなでおろしておりました。
ところが、まだ少し咳があるので、旅行用に薬をもらおうと耳鼻科を受診したところ、
「計算上はもう一日学校を休んで欲しいんだけどな。」
「えっ、明日から2泊3日の修学旅行なんですけど。」
凍りつくシュート。
厚生労働省のHPによると、
「熱が下がって2日目まで、外出を避ける。」
「発熱や咳、喉の痛み等症状が始まった日の翌日から7日目まで、できるだけ外出しない。」
ううっ、旅行初日が7日目。
・・・結局、自家用車で宿に送り、夕方から旅行に合流ということになりました。
シュートはお医者さんの前では呆然と無表情で、家に帰って走るように布団をかぶり動かない。
布団が少し震えてる。
だって、すべての持物パンツにまで名前を書いてリュックに詰めながらヘラヘラと顔がゆるんでたし。
数日前から夜も「楽しみで眠れない」と目がキラキラしてたし。
「全く行けないんじゃないんだからさぁ。」と慰めの言葉にも、
布団の中からしぼりだすような声で、「・・・・最初から一緒に行きたかった。」
「・・・そうだよね・・・。」
“楽しみでしょうがない”なんてことは私はいつ頃までだったのだろう。
息子はまだそんな歳なのだと思い、もう泣き顔を見せないのだなと成長を感じ、
私も、一緒に泣いてしまいました。
シュートが大声で泣かないのが、かえって切ない。
でも嘆いていても仕方ないぞ。
すぐにネットで交通ルートをチェック、
美味しいものを売っているサービスエリア、近辺のグルメも検索、
(切り替えが早い母です。)
「せっかくだから、あっちで美味しいもの食べましょ!」
「シュート、志望校に落ちたら、こんな泣きでは済まないんだからね!」
と余計な受験ママの一言も飛ばしてやりました~^^;。
さて続きは次回へ♪
ようやく参戦! [ママシュー日記]
ヤル気がなかったのはワタシだと、ようやく気がついた。
塾から受けるようにと言われたY谷O塚の判定テスト、
のんびりとパソコンを開けたら、なんと近隣の会場はすべて満員!
残りの遠方の会場も、空き状況が△マークだらけ。
ひえ~っ、だって締め切りはず~っと先じゃん!
このテストは、受験予定の中学校も会場になっているので、本番の練習にいいよね~と
話していたのだ。ああ、それなのに、やってしまった・・・。
横で勉強してるシュートに、小さい声で
「ごめん・・・ママ失敗したみたい。」
「え~っ、あそこで受けれないの?も~、そういうところしっかりしてよね、ママ。」
予想外に軽い反応。
ここは大きな態度に出たいところだが、深追いするとママが逆切れすることを
彼は学習してるらしく、ひとつ貸しを作ったって感じである。
オトナになったな~。
・・と悠長な場合ではない。年内の試験日がすべてそういう状況なので、かなりヤバい。
心臓をバクバクさせながら、なんとか空いてるところを押さえた。
後で聞くと、ママ達はパソコンの前に座り、
申し込み開始時間と同時にクリックして会場を押さえるのだそうだ。
あるママは、朝掃除機をかけてちょっと油断していたら、あっという間に埋まってしまったという。
甘かったな~。
親達の戦いの火ぶたも、とっくに切られていたのだわ。
ゴメン、シュート。
遅ればせながら、ママも重い腰を上げて参戦! です。
インフルエンザ [ママシュー日記]
帰宅した息子の熱が、38度1分。
いやな予感がして病院に連れて行ったら、
出ました!“インフルエンザB型”。
明日は料理教室なのに~。
「リレンザを処方するから、二日間はお子さんから絶対目を離さないで。」と医者の注意。
ちょっとしんどいという息子を、
かわいそうだけど食材買出しのスーパーに連れ回した。
(もちろん二人ともばっちりマスクです!)
翌朝は、“絶対に部屋から出てこないこと!”と、リビング隣の和室に布団を敷く。
「飛び降りたいな~って変な気分になったらすぐ声をかけてよね。」
「1階からなんて飛び降りないよ~。」
本人のリクエストで、教室の『クイッテオ パッシーイウ(米麺の黒しょうゆ炒め)』を
余分に作りお昼ごはんにした。
息子が幼稚園の頃から来てくださってる生徒さんが多かったので、ちょっと甘えさせてもらった。
昔は、冷えピタ貼ったパジャマ姿で「ママ~」と甘えて出てきたものだったけど、
言われたとおり一回も姿を見せなかった。
成長したよなぁ~、もう小5だもんね。
~HP・ママシュー日記より抜粋 (2002年5歳の頃)
自宅で料理教室がある日に熱を出して幼稚園をお休み。
居間の横で寝ていた彼、
ふと見ると、いつのまにかパジャマが
お気に入りのトレーナーとズボン姿に・・・。
「だってお客さんが来ているのに失礼じゃないか!」
「・・・・。」
綺麗なおばさんばっかりだったからね・・・。
40度近く熱があったんですよ。
あの頃を思い出して、すご~く感傷に浸ってしまいました!
もっと上手になれ! [ママシュー日記]
「ママシュー日記」のネタが少ない。
最近おかしかったこと。
その1
国語プリントの「ことわざ」問題
(正解) 好きこそものの上手なれ
(シュートの答え)
好きなものこそ上手になれ
・・・・本当にそうだよねェ。
その2
シュートは学校の「料理クラブ」に入っている。
料理好きのママの影響、ではなくて、学校でおやつを食べられるから、ということだ。
メニューはメンバーで話し合って決め、各自分担して材料を持って行く。
つい先日のメニューは、“パフェ”。
材料は、
「僕は、梨の担当だからママ買っておいてね。」
・・・・・・・パフェに梨?合うか?
「M君はイチゴを持ってくるって。」
・・・・・・・10月にイチゴがあるのか?
やっぱり、まだ、まともではない。
誕生日の過ごし方 [ママシュー日記]
先陣を切るのは、シュートの7月7日。
今年は、美しが丘『ベルグの四月』の、桃のケーキ。
タイ生まれのシュートは、ちょうど1歳になった夏に帰国、今年11歳になった。
先日のテストで、「洞爺湖サミット」の読み仮名がわからず、
「こんなにテレビで話題になってるのに~。
アンタの耳は右から入って左にぬけてるんじゃないのっ!」
と叱咤するママに、
「僕、カキーンと反射して、耳に入ってもないし!」
しゃあしゃあと答えるまでに成長した。
嬉しいような、寂しいような・・・・。
一方、11日が誕生日のワタクシ。
シュートは宿泊体験学習で不在、夫もゴハンは要らないという。
もしかして、誕生日の夜はひとりっきり? そんなぁ~・・・・。
こういう時に限って、一緒に食事してくれる相手が見つからない・・・。
そこで、思い立って大阪に行ってきました~!
大阪は、大学の4年間を過ごした懐かしい街。
急だったのに何人かと連絡がとれ、ひとりの夜は無事パス♪
翌日、阪神地下の“ちょぼ焼き”を立ち食いし!(初めて食べたよ~)、帰ってきた。
お土産は、「赤福」「みたらしとろとろ」、そして「551蓬莱の豚まんじゅう」。
どれも急いで食べないといけないけど、赤福は冷凍もOKだし(笑)。
新幹線で大阪に夜ゴハンを食べに行くなんて、ちょっと贅沢だわぁ~、
今年の誕生日、大いに自己満足なワタクシでした。
女子にはナイショ! [ママシュー日記]
もう5年生。
可愛いひよっこ1年生の姿に、ついこの間までああだったのにと
開会式から涙がウルウルのワタクシ・・・。
5月の運動会のため、踊りや応援合戦の様は、準備不足が否めない。
でも子供たちのはじける笑顔(←使い慣れた言葉だけれどピッタリくる!)が
親として、とても嬉しい。
騎馬戦が盛り上がった。
男の子は意外にあっさりと勝負がつく。
スゴイのは女子の戦いだ。両手が絡み合った後、どちらも引かない。
もう引き分けでいいんじゃないのかという会場の空気が流れるほど、
長時間組み合っていたように思う。
ママ 「やっぱり女の子は根性があるわね~。」
シュート 「オンナは “ババジカラ”があるからさぁ~。」
・・・・・馬鹿力(ばかちから)・・・・・婆(ばば)チカラ (爆)
息子たちの造語らしい。
ママ 「女の子たちが聞いたら、すご~く怒るんじゃないの?」
シュート 「当たり前だよ。知られたらヤバイよ。
女子には絶対にナイショだぜ。」
『がんばるもん』
『まけないもん』
最近可笑しかったこと [ママシュー日記]
シュート(小4)が通う塾は、月1回公開テストをやっている。
男の子はある時ググッ~と成績が伸びる!!と聞くのだが、
「いったいそれはいつ?」
ため息の日々である。
いつものようにテスト終了後、車で迎えに行った。
「今日はどうだった?」
「あのさぁ~、」ということで以下の話となる。
時間が来て答案用紙を後ろから前に送るとき、
後ろの子の答えがちらりと見えたそうな。
問題は、“実験器具名を六文字で答えよ”
正解は、「ガスバーナー」。
後ろの子は、「ガスパッチョ」。
・・・・しばらく震えて運転できませんでした。
バランスチェアー [ママシュー日記]
07(年)07(月)07(日)
ちょうどゾロメの七夕に、シュートは10歳の誕生日を迎えました。
プレゼントのひとつに、前から購入を迷っていた「バランスチェアー」。
『通販生活』のオススメ文では、彼にとってアカルイ未来が開けるようだったので・・・。
“うちの子は15分ですむプリントにダラダラ40分もかけてやっていました”
・・・・・・まあっ、うちのシュートとおんなじ。
“某塾のモニターで、生徒が集中して勉強できるようになったという結果が出た”
・・・・・・まあっ、ちょいと高いけど、シュートのためなら!
この椅子だと姿勢がよくなり、脳に酸素がゆき集中力アップにつながるんだそうな。
さて、座り心地は・・・おっ、確かに背筋が自然にまっすぐになる。
シュート「なかなか、いいよコレ、」
ママ「そうでしょ、高かったんだから」←押し付けがましい。
高い投資に満足したのも束の間、10分後台所から振り返ると、
椅子にムスコの姿はなく、ソファーにひっくりかえってる。
・・・・キミの集中力はどこに?・・・・。
さらに10分後、机に肘ついて、ぐにゃぐにゃの姿が。
・・・・た、高かったのよ~・・・(ため息)。
お前、カッコいいぞ! [ママシュー日記]
真夏を思わせるような晴天の週末、小4の息子の運動会。
全校生徒による準備運動あたりから、すでにウルウルなママ(ワタクシ)。
“あっという間に大きくなって・・・・”
帽子を深めにかぶって涙顔を隠すママの思いとは裏腹に、
だらだらヤル気なし体操のシュートでありました。
さて、今年も選抜リレーの選手に選ばれているシュートは、4.5.6年の混合リレーで2番走者。
ところが1番手の女の子が風邪を引いて欠席し、急遽補欠のAちゃんが出場することになりました。
Aちゃんは、朝から緊張しまくりで震えていたとか。
そして本番。
バトンタッチを練習してなかったAちゃんからシュートへのバトン渡しに手間取り、
差が広がったままの結果で終わったのでした。
繊細なAちゃんはものすごく落ち込んだそうで、ママからも「ゴメンナサイね・・・」と。
「みんな頑張ったんだから。誰もそんなこと気にしてないからね。」
そうお答えしましたが、少し気になって帰宅後シュートに、そのことを伝えると・・・・。
「ボクさぁ、終わったあとAちゃんに、
『オマエさ、すっげえカッコよかったぜ、練習してなかったのにすごいじゃん』て言っておいたよ。」
・・・・・・ですって。
え~っ、そんなカッコいいこと言ってあげたのォ~!
いつの間にか大きくなっちゃって。
少しづつママの手を離れていくのを実感した一言でした。
カレからの、初メール! [ママシュー日記]
カレとは、9年あまりのおつきあい。
約束を守らないのはダメ!と叱咤したあと、家を飛び出したカレ。
言い過ぎたかな~と、少し心配になってきた頃、
私の携帯にメール着信を知らせるメロディが・・・。
お、カレからの初メールじゃないの~! 最近携帯を買ってあげたばかり。
《接待、ホットクレヨンやめないからね! 》
『・・・・接待→絶対、ヤツめ、濁音が打てなかったな~。』
*「ホットクレヨン」は、カレの大好きな図工教室。もう辞めさせると脅したので。
ほっておいたら、5分後に再着信。
《お~い、返事をくれよー! 》
『あんなに怒ったのに~。教えてないのに、絵文字まで打てるようになっちゃって~。』
だから男の子ってカワイイ~
ノー天気にすり寄ってくるムスコの無邪気さに、母は救われる。
へこんだ時も支えになってくれる。