SSブログ

This is It! [生活]

09年6月に急逝したマイケルジャクソンの、ロンドン公演リハーサルの模様を描いた、
ドキュメンタリー映画『This is It 』。

上映2週間の予定が延長され、客席は「スリラー」(82)をリアルタイムで聞いた世代でほぼ満席。
(平日のレディースデイだから当然ですかね~。)
さほど興味がなかったマイケルだけど、ぐぐっとスクリーンに魅せられた111分でした。

映画の始まりは、若者達の涙混じりのマイケル礼賛の声。
栄光を夢見て若い希望がぶつかるバックダンサーオーディションの様子は、
まだ見えない将来に懸命だった頃の自分が懐かしく思い出されてしまいました。
「マイケルのステージに呼ばれるには才能だけじゃだめ、華がないとね。」
ショービジネスの華やかで過酷な世界に、ため息。
そんなギョーカイに生きる多くの才能あるスタッフによるリハーサルの様子や舞台裏が、
まるで暗い客席の隅でラッキーにものぞき見しているかのような臨場感で迫ってくるのです。

惹きつけられるのは、マイケルの言葉。
納得いかない音や動きに厳しい注文をつけながら、最後に、
「いいステージを作る為なんだ、愛してるよ、I love you。」
「いいね、でもこうやったらもっといいんじゃない?」

もうキュンと胸をわしづかみのセリフじゃありませんか!
相手を尊重しながら最高のステージ作りを目指す姿勢、
あんなビッグスターなのに、マイケルの純粋さを感じさせるところ。
中学お受験で険悪ムードになる息子シュートに、あんな言葉をかけてあげなくちゃ~、と
ついつい自分に引き寄せて考えてしまいました。

それにしても50歳のマイケル、
激しいステージパフォーマンスはバックの若者に引けをとらない。
ふつうは息が切れてますよ、絶対。自分に厳しく他人に優しく、ですな。
教訓だわ。

数々の奇行・スキャンダルを吹き飛ばして、マイケルを永遠不滅のスターと決定づける映画。
DVDでなく、是非スクリーンで見ることをおススメ。
なんだか一気にファンになっちゃった~、です♪



nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:グルメ・料理

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

巻くだけなら♪おめでとう♪ ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。