SSブログ

同窓会~名古屋へ② [旅行]

大学生時代の同窓会~続きのアカデミック(?)編。



木綿手ぬぐい“有松絞り”で知られる有松は、ちょうどお祭りでスゴイ人混みでした。

江戸時代、東海道沿いに作られた有松のまちは、
絞りの名が上がるにつれ裕福になり、広重や北斎の絵にも描かれたとか。
格子やなまこ壁、塗りごめ造り、虫籠(むしこ)窓などを、今も大切に保存しています。

       0891_edited-1.jpg

興味深かったのが、“鍾馗(しょうき)様”。
大きな屋敷のそばの民家の屋根に祀られている、これ。

        0883_edited-1.jpg

寺や大屋敷には邪気除けの鬼瓦があり、
はね返された鬼が、傍の家に飛び込んできたら大変なので、
邪気を祓う守り神“鍾馗(しょうき)様”を、屋根のちょうどよい角度に置いているとか。

その昔、鬼瓦としょうき様のはね返し連鎖で行く先を失った、頭を抱えている鬼がみえるようでした♪



続いて、有松のすぐ近くにある、「桶狭間古戦場跡」。
討ち死にした今川義元の墓と首塚の2か所に碑。
これだけ~?と拍子抜けでしたが、どちらが本当の地?

               0896_edited-1.jpg

面白いことに、江戸時代の文書には「桶廻間(おけはざま)」の漢字を使っていたとか。

道の要衝であった当地の泉で、湧き出る水の勢いで桶がくるくる回っている様子をみた旅人が、
「桶の廻る間の一服」と呼び始めたことから、という言い伝えがあるそうです。
それが、明治になっていつのまにか「桶狭間」へ・・・。
文書を書き換える際に、役人が写し間違えたのかしらね。
「年金問題」の例もあるし、結構真実を突いてるかも!?


次に、本證寺(安城市)。
1563年~64年の三河一向一揆で破壊された寺。
本堂を囲むように内濠がめぐらされ、さらに外濠も一部残っているとか。
城郭伽藍、というそうです。

            0848_edited-1.jpg

外堀を探そうと付近を車で走り回りましたが、発見できず。残念。
大学を出て随分たつのに、この探究心は変わらないねぇ~と
お互い自画自賛しながら、
・・・・同窓会編、まだ続く!



nice!(2)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:グルメ・料理

nice! 2

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。