手作りライスペーパー [エスニック料理]
先日、ベトナム料理の勉強会に参加。(というより食べに行った♪って感じかな。)
そこで網状のライスペーパー作りの実演を見ることができました。
網ペーパーは、ベトナム中部フエの王宮料理「網春巻き揚げ」の材料で、
お取り寄せの冷凍モノしか使ったことがありませんでした。
普通のライスペーパーは、もはやスーパーでも買えるほど日本では御馴染み。
スーツケースの衣類の間に入れて、割れないようにベトナムから持ち帰った頃が懐かしい。
ニョクマムなんぞは、気圧で蓋が開いたのか、蓋がゆるいのか(多分こっちが原因)、
漏れて洋服が臭くなってしまったこともあったぞ。
もう20年くらい前の話。
そのライスペーパー。
鍋の縁に布をピンと張り、米粉液を薄くのばし、下からの蒸気で白い膜になったら、
竹で編んだ網の上にのせて天日で乾かす。ペーパーのあの模様は竹網の筋。
薄く液をのばし、はがすのは熟練者でないと難しそうで、自宅で手作りできるとは思えない。
(すごく面倒だし。)
現地には、もっともっと薄~いペーパーもある。
その上をいく繊細な網状のペーパー、まさか手作りできるなんて!
ベトナム人の料理人は、米粉液(特別な配合です)を手につけてフライパンの上で散らすと、
あらら、あっという間に見事な網に!
参加者一同、感動の嵐、フラッシュの嵐~!
私もチャレンジさせていただきました。
手の振り方にコツがあるようなんだけれど、まあまあの出来と自画自賛♪
普通に振ってしまうと、縮れたラーメンのような筋になってしまう。
つい大はしゃぎのワタクシ
タイ料理でも似たような作業をする料理があるのです。
「ルム」という卵の網包みで、タイ独特の味付けの一口オードブル。
この動作、やはり同じ東南アジア圏内の共通する流れがあるのか?
手作り出来るなら安上がりじゃ~んというわけで、家で特訓します!
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