どんとこい！？アナゴ

懐石料理の教室に行ってきました。
まず、おろした魚は、「ほうぼう」。
大きなヒレをビロ～ンと持ち上げると、鮮やかな緑色の扇をひろげたようで
それはそれは華麗なお姿。竜宮城のお姫様のバックで踊ってる様が
想像できます♪
この魚は、意外に三枚におろしやすかったし、皮もひきやすいので楽。
北寄貝、赤貝とともにお造りにしました。
そして、もう「どんとこい！」の境地になってきた穴子。
まだぴくぴくいっている穴子ちゃんの目の脇に「えい！」と目打ちをして、
包丁の刃にコリコリと骨を感じながら一気にさばいていきます。
このところ何度もやってるので、上手になってきたと自画自賛。
穴子の頭、骨もしっかりダシに使い、かぶら飯蒸し仕立てにしました。
さばいて、煮て、蒸して、たれをかけてとかなりの作業が必要な料理でしたが、
出来上がりは、お客様に出しても賞賛の声間違いなし！のお味。
もう穴子は怖くなくってよ、という心境ですが、
築地に行かないと、なかなか活け穴子は手に入らないのが難点なんだなぁ・・・。