春のお茶会

先日、三軒茶屋のキャロットタワーにて、「春の回るお茶会」を開きました。
「回る茶会」というのは、お茶の種類ごとに席を設けて、
席を回りながら茶を楽しんでいく・・・というスタイルの中国茶会のこと。

私が所属している『茶藝師倶楽部』のお茶会です。
皆さんお仕事をお持ちなので、十分な打ち合わせもままならず・・・。
でも、予想外の大勢のお客様にお越しいただき、なかなか素敵な会になりました☆

お茶は、「獅峰明前龍井茶」も出されました♪
日本ではなかなか入手が難しい貴重なお茶なのです。
そして品評会出展の烏龍茶、普洱茶に桂花をブレンドしたもの、
中国紅茶にメイグイ花を合わせた花茶など三種、凍頂烏龍茶、鳳凰単叢、
そして私がお淹れした東方美人茶、etc.・・・・・。
手作りの茶菓子、台湾出張から帰ったばかりのメンバーの特選台湾スイーツ。
私もお客さんになりたかった～、くらいデス。

料理教室でお淹れする時は、多少こぼしてもご愛嬌、と自分勝手に納得してますが、
初対面の人には“見栄”もあって緊張！
お客さんが増えてきた頃、ようやく慣れてきました。ちょっと快感！？
今回、全く周囲にはお知らせしてなかったのが残念～。
実は、茶藝師倶楽部は、ラスベガスを目指す茶芸パフォーマンス茶藝師の集団なのです。
（半分冗談です☆）
今度開催する折は、料理教室の皆様にも宣伝してしまおう！と思ってます。
ご期待くださいませ～♪
　　　　　　　（＊写真撮るの忘れました！）
　　　

初！茶藝 in FOODEX2007

幕張メッセで行われている食品・飲料展「FOODEX」で、
中国茶藝を披露してきました。
私にとっては初ステージ！少々不安な中、準備をバタバタとしている間に
開始時間となり、あららと始まってしまい、なんとか無事終えました。

私が淹れたのは、台湾の「東方美人茶」。
“オリエンタルビューティ”ともいわれ、なにか魅かれるネーミングの烏龍茶♪
発酵度が高い為、紅茶に近い風味があって、初めてのかたにも人気の高いお茶です。
本格的な春を目前に、グリーンを基調にしたテーブルセッティングで、蓋碗で淹れてみました。
（茶藝を見るときは、手さばきだけでなく、茶器などのセッティングにも注目してくださいね！）

“茶杯をひっくり返さない”という低～い目標でみれば、なんとか合格かな？
次回チャンスがあれば、今度は「舞台で魅せる！」をテーマにしたいと思います。
（前回のブログより、強気です～！口内炎もほぼ治ったし♪）

さて、人前に出る時にあがらないコツは・・・、と仕事柄よく聞かれます。
私の場合、「テンションを下げる」ように気持ちを持っていくこと。
『いくら頑張ったって、持ってるもの以上が出せるわけないし・・・』、
『ここで失敗したって死ぬわけでもないし・・・』、
『誰も私ばっかり見てるわけでもないし・・・』、
『こんな私がこんな場に出られて、それだけでラッキー！』
こう考えると、胸の高鳴りがすとーんと落ちてきて、平常心になれるわけです。
これに慣れると、もう怖いものなし！
会社の肩書きが無くなった後は、失敗すると次が無いんですけどね。
こんな“後ろ向き”なやり方、向いてると思われた方は是非お試しを。

FOODEXでは、興味ある食品がいくつかあったので、次回で紹介！

中国帰り

中国・杭州から帰国。
中国政府認定・高級茶藝師試験を受けてきました。
（現在結果待ち。）

杭州は中国緑茶・龍井茶の産地。
中国茶葉学会の研究所があるのです。
そこで缶詰状態での講義・・・、
朝はホテルの中華朝食（オレンジジュースが熱かった！何故？）、
昼夜は研究所近くの同じレストランで中華料理、
ひたすら、学んで・食べて・飲んで（お茶を！）の6日間。

お茶だけでなく、料理のほうも大変勉強になりました～。
1回の食事で約15種の料理、全部違うメニューだったので、10回食べたから・・・。
さすが中華ですね～。コックさんの意地を見たようでした。

で、岡山から来て留守宅を見てくれていた両親とお礼の食事に。
夫の「オレ達、金曜日に寿司食べちゃったから、中華にしない？」
・・・・・なにげない一言に凍りつきました。

でも、「まっ、いいよ～」ということで・・・。
もう一ヶ月くらいは中国で暮らせるかも、アタシ。
夏の昆明に続いて、秋の杭州。
一年に2回も中国に行くとは思いもしませんでした。
タイ料理もいいけど、中華も、welcom！

今後ぼちぼち杭州での出来事を綴っていきたいと思います。