北限の青パパイヤ～やぎぬま農園

9月10月は、ベターホーム協会・渋谷校で、
食文化セミナー『タイ料理を楽しむ会』の講師をさせていただいています。

メニューは、今人気の「マッサマンカレー」、「タイ風さつま揚げ（トートマンプラー）」、「青パパイヤのサラダ（ソムタム）」、「ルビーのアイスココナツミルク」。



青パパイヤは、茨城県那珂市にある、“やぎぬま農園”さんにご協力いただいています！



左のコロッとしたのは沖縄産で、
右が那珂パパイヤ。
タイや東南アジアで食べる細長いものと同じ！

茨城県那珂市は、気候分布からいえばぎりぎりの北限にあたり、
緯度をみると栽培はかなり難しいエリア。
そんな状況で、良質な土作り、寒冷地に強い苗の開発にチャレンジし、
2011年から2ヘクタールの畑で、有機露地栽培が始まったそうです。
ちょうど出荷が始まったところで、10,11月過ぎまで収穫が行われるとか。
その後は、冷凍で販売されるそうです。
（冷凍できるなんて知らなかったよ～）

包丁を入れると、途端に染み出る乳白色の果汁。
パパインといわれる消化酵素で、肉に揉みこむと酵素が働いてやわらかくなります！
お安い牛肉の味方ですな。

ＨＰでは青々としたパパイヤの樹木風景が広がり、日本じゃないみたい♪

やぎぬま農園 　　　　　　　
パパイヤ一本まるごと1万円オーナーを募集しているそうですよ。

ところで、
ワタクシ、熟した東南アジアのパパイヤも大好き。
（ハワイの黄色い果肉ではなく、濃いオレンジ色のほうです）
タイに住んでる頃は毎朝食べたほど。
マンゴーよりもずっとお手頃で年中食べられるパパイヤが入ってこないのは、
何故なんでしょう？