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サンドイッチの年 [生活]

あの恐怖の日から、はや一週間。

我が家のお米も心細くなり、昨日から「お粥」。
これまでもダイエットがてら、晩御飯に登場することもありましたが、
今回は、息子からのブーイングはなし。

4.5日前まで殺気だっていたスーパーも、
皆さん、冷静になってきているみたい。

TVに映し出される被災地の困窮ぶりに、
いったい私は何ができるのだろうと自問自答。

買いだめしない、車より自転車、 寒い時は厚着、 電気はこまめに消す、
・・・・もっとないのか? ワタシ。



一番胸が痛むのは、一瞬にして親を亡くしてしまった多くの子供たちの、これから。

1988年のフランス映画、『サンドイッチの年』。
失意の時に、いつも自分に言い聞かせる言葉があります。

天涯孤独の少年に、老人が語るその言葉。

 「人生はサンドイッチのようなものだ。
  ふかふかのパンの時もあれば、
  豊かなハムの時代もあり、
  涙が出るほど辛いマスタードの時もある。
  今がその時だ。
  でも、すべてを噛みしめて生きていかなくちゃならないんだ。」


今は辛いけど、ふかふかの時代が、また必ずやってくる!
できるだけ早く、厚く、そんな時代を、私達大人が作ってあげたいと思います。



レンタルビデオ屋さんでは見かけないんですよ、この珠玉の映画。 残念。
  
 
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ちーたん

その映画見てみたいです。

一人ひとり何が出来るか考える・・大切ですね。
阪神淡路大震災はボランティア元年といわれ、130万もの方々が協力されたそうです。
今回も、日本人一人ひとりが考える時ですね。

大層な事は出来ませんが。
まずは関東に住む私達。冷静に、日常の生活をしっかりしてまいりましょう。
by ちーたん (2011-03-19 10:09) 

tenko

ちーたんさん、

映画のあらすじ忘れてしまったので、私も見たいんですよね。
勤めていた会社を辞めフリーになる際(すご~く昔だわ!)、
社内報のお別れの文章で、この映画のことを書きました。
辛いマスタードを噛みしめる時も覚悟して、
恵まれたパンから出てみます、なんて。

この震災は、あまりにも辛すぎる・・・。




私に出来ることをしたい!という気持ち、皆で持ち続けたいと思います。




by tenko (2011-03-19 16:44) 

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