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瀬戸内国際芸術祭2010 [生活]

瀬戸内海の島々で開催中の 『瀬戸内国際芸術祭2010』に行ってきました。

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“直島(なおしま)”は、現代アートの島として知られるところ。
(私が子供の頃は、キャンプするだけの何もないイメージの島でした。)
岡山・宇野港からフェリーに乗り20分。巨大なカボチャがお出迎え。

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まずは安藤忠雄設計の「地中美術館」へ。
景観を損ねないように、なだらかな山の地中に採光を考慮した建物を作り、
そこにアーティストの作品に合わせた空間があります。
(写真撮影はダメ。)
展示の数は少ないけれど、不思議な空間に身を置いてじっくり鑑賞したい作品ばかり。
作家の意向で、同時に8人しか見られない空間もありました。

その後、猛暑の中、島に点在する現代アート巡り。

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山道にさりげなく置かれたごみ箱。
全て陶器製で、中の紙くず文句にも主張あります。


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元歯科診療所の古家を使った、『はいしゃ』という作品。
(内部も面白いけど撮影禁止~。)

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本当に入浴できる「I❤(ラブ)湯」。
外観もユニーク。こんな銭湯が近くにあればね。
汗だくなので、入りたかった~。

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小さな桟橋にあった、「黄色い南瓜」。
美術雑誌などにも紹介されてますよね。

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汗をかきかき、古家を改修して作品化した家々を巡りました。
ほとんどが写真不可・・・。

そのうちジェームズ・タレルの「南寺」は、ちょっとおススメです!!
元寺の内部に、暗い宇宙大空間が広がる、“闇を感じる”、アート。
一緒に行った息子シュートも、「もう一度入りたい!」


さて急ぎ足で、連絡船で「犬島(いぬじま)」に移動。

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大正時代、10年だけ稼働した、銅の精錬所跡。
過疎の島だった犬島が生き返った「犬島アートプロジェクト」が広がります。

黒いレンガの内部は、エアコンなしで快適な温度にする特殊な構造。
鏡を使ったエンドレスの空間や、戦争を風刺したアート(これもおススメ)など。
そして、高台に登ると、穏やかな瀬戸内海も眺望できました。

たった一日の、駆け足アート巡り。
息子に見せたい思いで暑い中出かけましたが、
普段見ない現代アートの世界は、私にもちょっと手が届きそうで(実際は届かないけど~)、
“間を感じる感覚”を楽しませてもらいました。

この芸術祭は、高松と七つの島が舞台。
涼しくなったら、ゆっくり再び巡りたいアートです。

(注)島々の連絡船は便が少ないので、スケジュールをきっちり練ることが重要ですぞ。
   下手すると、帰れなくなる!

 ■ アートと海を巡る百日間の冒険
    「瀬戸内国際芸術祭2010」 7月19日~10月31日まで
      http://setouchi-artfest.jp/       


        

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