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竹の楽器 [生活]

先日行われた「青葉音楽フェスティバル」は、横浜市青葉区で音楽活動をする皆さんのステージ。
私は司会のお手伝いで行ったのですが、
アジアの竹楽器を、初めて見ました。
演奏の合間に会場に何台か配られて、手にとってみたのがこれ。


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竹でできた楽器、アンクロン。
2本の竹筒を枠で支え、全体を揺すって音を鳴らす仕組み。
ひとつの楽器には一つの音だけ。竹の長さによって音が変わります。
ハンドベルのように皆が音を分担し、心をひとつにして演奏する楽器。
ステージからのレクチャーで、観客による即興「ドレミの歌」が演奏され、
会場は大盛り上がりでした。
私が手にしたのは「ミ」。遅れないよう鳴らすのに必死~!

見た目は素朴だけど、揺すると予想外にカラカラ~ン♪と大きな音色。

突き抜けたように明るく、懐かしく、柔らかな音。気持ちを癒してくれるような。
だけど、ちょっと切ない余韻も感じる・・・。
なんだか惹かれる音。

その昔ジャワの畑で鳥よけに使われていたものが楽器になったといいます。
バリ島では、火葬の儀式で葬送曲を奏でるとか。
蒼い空と千枚田にアンクロンの音色がこだまする風景が目に浮かびます。

物干し竿のような枠に、鍵盤のごとく全音階をぶら下げ、一人演奏できるタイプもあるとか。
両手に持てば2音階担当できます。


      10gatu0141_edited-1.jpg


写真は、ステージに登場した巨大な竹琴。これは湿気管理や運搬など大変でしょうね。

アンクロン、一つ欲しいなぁ~。
・・・2月まではお受験で旅行に行けないし、我慢、我慢。

          


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