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タイ式シネパラ☆~「キング・ナレスワン」 [タイ関連]

「タイ式シネマ★パラダイス」開催中のシネマート六本木で、
『キング・ナレスワン 序章~アユタヤの若き英雄誕生~』を見てきました。

タイでは2007年の興行成績NO.1、
4年もの月日、巨額の制作費をかけた歴史超大作3部作の序章なのです。

ナレスワン王といえばタイ人は皆知っているというタイ三大王のおひとりで、
アユタヤ王朝救国の英雄。
舞台は16C。シャム(タイ)民族であるピサヌローク国王の長男(後のナレスワン王)が、
幼少の頃、捕虜としてホンサワディー国王(ビルマ)のもとで成長していくお話。

当時の宮殿・寺院の内部、庶民の生活、権力争いの様子などが
(きっと時代考証もしっかりなされた上で)とても興味深く面白いのです。
アユタヤ、ホンサワディー、ピサヌロークの国々の事など歴史を知らないと、
お話が理解しづらいと思いますが、まさに日本の戦国時代と同じ様相!
それに王や女性の衣装、礼儀、玉座など、映像的にすごく魅力的♪
子役の聡明な面立ち、王女たちタイ女優の美しさ!僧侶の思慮深いまなざし、
迫力の戦闘シーン、そして現代でも続いている闘鶏・・・・とても見ごたえありました。

日本公開は2部の『~アユタヤの勝利と栄光~』まで。
(今度は、もう少し歴史を勉強して見なければ!)
最終3部は、あのトニー・ジャー主演で年末頃タイで公開予定とか。

それとスクリーンを見てハッと気付いたのが、
高杉美和さんが翻訳をされていたこと。
彼女とは、以前大学のタイ語研究会で少しご一緒させていただいたことがあり、
その頃は、まだタイ映画の字幕訳を始めたばかりとうかがっていたのですが。
今や来日するタイの芸能人の通訳でもご活躍で、こんな大作を扱われるほどに
ベテランになってらっしゃたのね~、と感激。
密かに拍手を送らせていただいたのでした♪

それと・・・、
タイ語には、王族関係への特殊尊敬語が存在し、
わからなければ単語の頭に「プラ」をつけておけばなんとかなるさ(笑)と、
ポーホックというタイ語試験対策で懸命に覚えたことなどが
懐かしく思い出されました。
(私のタイ語能力は下がる一方で・・・汗。)

    タイ式シネマパラダイスの公式サイトはこちら。 7月11日まで。
        www.cinemart.co.jp/thaishiki/
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