薬膳スクーリング

薬膳の3日間集中スクーリングに通っている。
本にある薬膳メニューは簡単そうだし、こんなに難しいとは思ってなかったのだ、勉強を
始める前は・・・。専門用語がさっぱりわからない、中医学、中薬学、食薬学・・・広範囲
すぎる！完全にお手上げ状態。

参加して気が付いたことは、普段の食の常識では、薬膳メニューにならないということ。
例えば夏メニューだと、季節の食材を使いたいし、紫蘇などの和ハーブ、スタミナ作りに大蒜、
か～っと発汗に唐辛子もよさそう・・・と思っても、これらは体を温める食材なので、夏には向か
ない。かといって体を冷やす食材ばかりでは冷やしすぎ。食材の持つ特質を知り、組み合わせ
を考慮し、個々人の症状に対処した料理を考え出すのが、大雑把な概念ではあるけれど薬膳
のような・・・。（実はまだよくわかってない）
また、冬の風邪、夏風邪は、西洋医学では処方が同じだが中医学では違う。漢方薬剤も覚え
るのが大変だけど、タイでマッサマンカレーに使うタイ・カルダモンが「白豆○←漢字書けない！
（びゃくずく）」という漢方薬だという発見があった。漢方「あきょう」はロバの皮なんだと。最初に
口に入れた中国人って凄い。奥が深すぎる・・・。
全国から集まった21人は、栄養管理士、主婦、レストラン経営者、鍼灸師、医師、フードコーディ
ネーター、薬剤師、そして高校1年生も！（その歳で将来を見据えているなんてエライね！）
朝から夕方までみっちりお勉強。
健康になろうと勉強してるのに、座りっぱなしの講義にヘトヘトで体調崩しそう・・・。
閉店前のデパートに飛び込んで半額のおかずを買うのも、明日が最後！
今日は、目の前で最後のお寿司をとられてしまった～（涙）。